2024年11月29日、オウガ・ジャパン(OPPO)から新作Androidタブレット「OPPO Pad Neo」が発表されました。12月12日に発売予定。
Helio G99を搭載で4万円台なので、ちょっと割に合わない価格設定。とはいえ7:5のアスペクト比という、他のタブレットにはない珍しいアスペクト比を採用しています。
そんなOPPO Pad Neoは買いなのか?OPPO Pad 2と比較しながら解説していくので、良ければチェックしてください。
OPPO Pad Neoのスペック
スペック | OPPO Pad Neo | OPPO Pad 2 |
---|---|---|
サイズ | 縦:約255mm 横:約188mm 厚さ:約6.9mm | 縦:約190mm 横:約259mm 厚さ:約6.6mm |
重量 | 約538g | 約552g |
プロセッサ | MediaTek Helio G99 | MediaTek Dimensity 9000 |
メモリ | 6GB RAM(LPDDR4X) | 8GB RAM(LPDDR5@3200MHz) |
ストレージ | 128GB ROM (UFS 2.2) | 256GB ROM(UFS3.1) |
外部メモリ | microSDXC (最大1TB) | × |
ディスプレイ | 11.4インチLCDディスプレイ | 11.6インチLCDディスプレイ |
解像度 | 2,408×1,720 | 2,800×2,000 |
リフレッシュレート | 最大90Hz | 最大144Hz |
タッチサンプリングレート | 最大180Hz | 120/144Hz |
色域 | 96% NTSC | NTSC カバー率:96% DCI-P3 カバー率:97.4% 色差:DeltaE<2 |
輝度 | 400nit | 500nit |
アウトカメラ | 約800万画素(F値:2.0/画角78°) | 約1300万画素(F値:2.2)、AF対応 |
インカメラ | 約800万画素(F値:2.0/画角78.2°) | 約800万画素(F値:2.3) |
ビデオ | 1,080P/720P @30fps(アウトカメラ) 1,080P/720P @30fps(インカメラ) | 4K/1080P/720P@30fps(アウトカメラ) 1080P/720P@30fps(インカメラ) |
バッテリー | 8,000mAh | 公称値:9510mAh/36.99Wh 定格値:9230mAh/35.9Wh |
急速充電 | 33W | 67W |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.2 | 5.3 |
コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
OS | ColorOS 13 based on Android 13 | ColorOS 13 based on Android 13 |
価格 | 44,800円 | 89,800円 |
販売サイト | Amazon | Amazon |
OPPO Pad Neoは買いなのか?
価格に対して性能が微妙…
44,800円という価格設定は、人によっては高いと感じるでしょう。それもそうで、プロセッサのHelio G99は他ブランドなら2万円台で搭載しています。
ベンチマークスコアは約41万くらいで、最近の3Dゲームを快適に遊べる性能ではありません。
それで4万円台なら、普通にXiaomi Pad 6を買った方がいいかも…
とはいえ、ゲームをしないなら話は別です。動画鑑賞やネットサーフィンなど、コンテンツ消費ならHelio G99でも快適。
アスペクト比7:5に魅力を感じるなら有り
OPPO Pad Neoのアスペクト比は7:5。これはA4用紙と同じアスペクト比で、白銀比とも呼ばれています。
例えば同じ11インチサイズでも、7:5の方が縦と横どちらで見ても広々としていますね。
ブラウザや電子書籍が見やすい上に、分割画面にしても窮屈感がない。タブレットというのは「何かを見る」用途で使いやすいため、7:5のアスペクト比は相性抜群だと思います。
とはいえデメリットもあります。iPadにも言えるのですが、16:10じゃないアスペクト比だとYoutubeや映画を観るときに上下が余りがち。
没入感という点で見れば、16:10の方が優れていると思います。これに関しては人によって好みが分かれるでしょう。
OPPO Pad 2を買うよりはマシ
OPPO Pad Neoの価格設定は微妙ですが、それでもOPPO Pad 2よりコスパは高いです。OPPO Pad 2の性能は高いわけでもないのに、7万円前後します。
OPPO Pad 2 | Xiaomi Pad 6s Pro | |
AnTuTuベンチマークスコア | 約105万 | 約154万 |
それなら6万円前後で買えるXiaomi Pad 6s Proの方が良いに決まってる。
OPPO Pad 2を買うとしたら7:5のアスペクト比くらいしか目的がないので、今となってはOPPO Pad Neoを選ぶのがベストでしょう。
シンプルに資料閲覧や読書、Webサイトを見るなど、インプット用途で使うならOPPO Pad Neoはおすすめです。
買うならヤフーショッピングや楽天がお得
OPPO Pad Neoが発表された11月29日、ヤフーショッピングで見たら結構ポイントが付くようです。
もちろん、色々と条件はありますが、5のつく日やプレミアム日曜日に買うとお得です。
4万円切るなら、悪くないかなぁって感じです。
楽天でもポイントが多いので、タイミングによってはこっちも有りですね。