私はMacbook AirとiPad Air 13インチを持っているのですが、作業するときはほとんどMacbook Airです。一応Magic Keyboardも持っているものの、使う場面が少なすぎる。
そもそもiPad Air 13インチでMagic Keyboardを使おうと思っていた頃は、まだMacbook Airを持っていませんでした。しかし最近Macbook Airを買ったために、「Macbook Airの方が作業しやすいやん…」なんて思うんですよね。
確かにMagic Keyboardに希望を持っていたはずなのに、結局使う頻度が減ってしまったのはなぜなのか?その答えについて、自分なりの考えを紹介していこうと思います。

結論、ノートPCを持っていないならMagic Keyboardは有り。Macbookユーザーはあまり必要ないかも。
13インチMagic Keyboardは不要なのか?使って感じた3つのこと
重量がネックで持ち運びづらい
Air用Magic Keyboard、およびiPadとMagic Keyboardを合わせた重量は下記の通り(M2用を基準にしています)。
11インチMagic Keyboard | 13インチMagic Keyboard | |
本体重量 | 約601g | 約699g |
iPad込みの重量 | 約1067g | 約1381g |
11インチなら持ち運びやすいですが、13インチはMacBook Airと大差ないです(Airの重さは約1.24kg)。これならMacBookを持ち運べばええやん、と思ってしまう。

まあ慣れればなんとかなる重さですが、そもそも13インチは大きすぎるので好みが分かれるサイズですね。11インチと違い、小さめのカバンに入れづらいのもネックです。
もしも13インチiPad Airを持ち運んで使いたいと思うなら、事前にApple Storeへ行き、手に持ってサイズ感や重量を確認してみてください。その方が買ってから後悔しづらいです。
価格設定の高さが気になる
サイズ | 価格 |
11インチMagic Keyboard(M3用) | 46,800円(税込) |
13インチMagic Keyboard(M3用) | 49,800円(税込) |
シンプルに価格が高すぎる。13インチ版だとあと9,000円足せばiPad A16を買える価格という。
それに私の場合ですが、仮に新品でMagic Keyboardを買ったとしても、やることはテキスト作成くらい。ブログやWebライターの作業もできないことはありませんが、仕上げはほとんどPCで行います。その方が楽なので。
大した用途でもないのに4万円ほど出すのは癪なので、中古で2万円くらいのMagic Keyboardを買いました。
汚れはありますが、スキンシールを貼れば誤魔化せます。それに動作も問題ないので、抵抗がなければ中古で買った方がお得でしょう。

たまに使いたくなる魅力はある
価格が高すぎ、重量が重すぎなど文句はあるものの、アクセサリーとしての魅力は十分あります。
iPadをタブレットとしてじゃなく、ノートPC的な使い方も実現できるアクセサリーなので、持っておいて損はしないです。まあMacBook Airを買ってから出番は減りましたが、気分転換にiPadで作業したいときは重宝しています。

なによりBluetooth接続が不要だし、打鍵感もちゃんとしているのが魅力なんですよね。くっつけるだけで使えるので、切り替えをスムーズにできるのもメリットでしょう。


Magic Keyboardが本当に必要な人、不要な人
iPad AirやProをサブ端末として使いたいなら、Magic Keyboardは役立つと思います。マグネットでくっつけるだけで、即座に物理キーボードとトラックパッドを使える。それだけでも他のキーボードよりアドバンテージはあるでしょう。
やはりiPad単体だと作業効率は低いので、クリエイティブに使いたい人には最適なアクセサリーです。
それにトラックパッドがあれば、タッチ操作が必要ないくらいスムーズな動作を実現できます。キーボードをタイピングしながらトラックパッドでマウス操作する所作は、まさにノートPCそのものです。
しかしペンシルを使いたい人にとって、Magic Keyboardは邪魔に感じるかもしれません。なにしろ画面が遠いし角度も微妙なせいで、ただただ書きづらい。若干手を伸ばしながら手書きする形にもなり、腕が疲れる。

手書きを多用する人には、あまり相性は良くないでしょう。

Macbookユーザーには必要性が低い
個人的にはiPadとMagic Keyboardさえあれば作業が捗る!というわけでもなく、普通にMacBook Airを使う場面の方が多いです。
なぜならマルチウィンドウ、ファイル管理、制限のないデスクトップアプリなど、ほとんどの用途でMacBookはiPadの上位互換と言えます。


PCに慣れている人ほどiPadをPC代わりにしても、ストレスを貯めるだけかもしれません。
とはいえMacBookを持っていたとしても、iPadとMagic Keyboardを使う場面はあります。
例えばソファで作業したいとき、出先で作業したいときなど。特に11インチのiPadならMacBookより持ち運びやすいので、気軽に使えるのがメリット(13インチだと微妙なところですが)。
それにiPadをただの動画再生デバイスにしたくない人にとっても、Magic Keyboardは有用です。
ちなみに金額がネックなら、サードパーティ製なら1万円台で購入できる製品もあります。ただしMagic Keyboardと違い、Bluetooth接続が必須なのはデメリット。

私はそれが嫌でサードパーティ製を使っていないのですが、そもそも使用頻度が少ないなら純正じゃなくていいのかもしれない…

今後もMagic Keyboardは使う?筆者の結論
やはり仕事をするならMacbook Airを使いますが、下記のような場面でiPadとMagic Keyboardを使おうと思います。
- 情報収集をするとき
- 気分転換に文章作成をしたいとき
- メモを書く
タブレットで作業したいなら、とりあえずMagic Keyboardさえあれば十分。
Bluetoothキーボードでも良いですが、気軽さを求めるならMagic Keyboardに軍配が上がりますね。

使う頻度は少ないけど手放したくない。そんな魅力がMagic Keyboardにはあると思います。
とはいえ無理に買うほどのアイテムではないので、強くおすすめできないのも正直な意見です。少なくとも一般的な用途(ゲームや動画視聴)でiPadを使う人には、あまり必要性はないでしょう。

iPadを作業デバイスとして使いたいなら、Magic Keyboardを使う価値はあります。
