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Lofree FlowとNuPhy Air60 V2を比較!どっちのキーボードがおすすめ?

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最近、私の中でロープロファイルキーボードが熱いです。特にLofree Flowという革命的な打鍵感を持ったキーボードや、Nuphy Air60 V2というミニマムキーボードにハマっています。

それぞれ魅力が違えど、良いキーボードであることに変わりありません。しかし、どっちを選ぶか悩む人もいるかもしれない。

そこで、Lofree FlowとAir60 V2を愛用している私が、どっちのキーボードがおすすめか比較してみました。

比較ポイントは「打鍵感、機能性、携帯性、価格」の4つです。

YAMA

どちらもしっかりと使用した上で比較したので、興味のある方はチェックしてみてください!

目次

Lofree FlowとAir60 V2の比較

下がLofree Flow、上がNuPhy Air60 V2

打鍵感はどちらも素晴らしい

Lofree FlowNuPhy Air60 V2
キースイッチLofree Phantom SwitchNuPhy Cowberry Switch
キーキャップDouble Shot PBTDouble Shot PBT
Operating Force50±15gf45±15gf
Pre Travel1.6±0.30 mm1.2±0.3mm
Total Travel2.8±0.25 mm3.0+0.2mm

打鍵音の比較はこちら

Lofree Flowの打鍵感

    NuPhy Air60 V2の打鍵感
    • しっかりとした打鍵感でタイピングできる
    • 底打ち音が目立ちづらく、全体的に静かな打鍵音
    • 早打ちしやすい軽快な打鍵感
    • 様々なキースイッチを使える

    打鍵音で比較するなら、Air60 V2は「カチャカチャ」、Flowは「コトコト」といった感じ。

    Flowはガスケットマウントという吸音素材と、最新のキースイッチである「Lofree Phantom Switch」により独特な打鍵感を味わえます。薄型なのに通常キーボードと同じくらいの押し心地というところが凄い。

    しかしLofree Phantom Switchは確かな押し心地を得られるものの、キーを押すときに重みを感じます。これのせいで長時間のタイピングは疲れる…

    一方、Air60 V2Cowberry Switchというリニアスイッチを使用しており、これがFlowより快適。指をスムーズに運べるため、長時間の作業がやりやすいです。

    従来の赤軸とは違い、軽さの中に確かな押し心地もあって、絶妙な打鍵感です。ただし打鍵音が少し目立つので、外で使いづらいかもしれません。

    また、Air60 V2は他にも6種類のキースイッチが使えるので、自分好みの打鍵感を探しやすいのが強み。

    それぞれの打鍵音をもっと聞き比べたい方は、実際にタイピングしている動画を参考にしてください。

    機能性はAir60 V2の方が優秀

    Lofree FlowNuPhy Air60 V2
    ホットスワップ対応対応
    対応キースイッチLofree専用スイッチのみ対応Gateron Low-profile
    キーマッピング(VIA)非対応対応
    ペアリング可能台数最大3台最大3台
    有線接続Type-C接続Type-C接続
    バックライトWhiteライト(側面にRGBライト搭載)RGBライト
    バッテリー最大40時間最大150時間
    フレーム素材アルミニウムフレームアルミニウムフレーム
    対応OSWindows 、MacWindows 、Mac
    システム切り替えFn+Nキーで可能物理ボタンで切り替え可能
    角度調整非対応対応
    配列US配列US配列

    結論から言うと、機能性はAir60 V2の勝ちです。

    Air60 V2はVIAに対応しており、キーの配置を自由に変更できます。例えば、英語配列は日本語と英語の切り替えが面倒ですが、VIAで設定すればワンボタンで実行可能。

    また、NuPhyオリジナルのキースイッチだけで7種類もあるので、自分好みの打鍵感を選びやすいです。

    Flowもホットスワップ対応でキースイッチを交換できますが、実質3種類しか交換できません。なぜなら、Lofree専用のキースイッチにしか対応していないから。専用キースイッチは「Ghost、Phantom、Wisteria」だけです。

    今後対応するキースイッチは増えると思いますが、現状ではAir60 V2の方が種類は豊富。

    キースイッチのピンの違い
    左がGateron Lowprofile、右がLofree専用キースイッチ

    あと、Air60 V2はMacbookの上に置いても使いやすい工夫が施されています。背面にある「AirFeet」という素材のおかげでMacbookのキーボードと干渉せず、誤入力を防ぐことが可能。

    例えばMacbook Pro 16インチに使用する際、尊師スタイル(キーボードの上にキーボードを置くスタイル)で作業しやすくなります。

    Lofree Flowは打鍵感が素晴らしいですが、汎用性は低いです。仕事で使うならAir60 V2の方がおすすめ。

    携帯性はAir60 V2の勝ち

    Lofree FlowNuPhy Air60 V2
    重量316mm × 126mm × 24.5mm297.3 mm x 107.2 mm x 13.5 mm
    サイズ568g463g

    Air60 V2はファンクションキーやPgupやPgdnキーが存在しないため、かなりコンパクトです。レイアウトがスッキリとしていて、キースイッチの数も少ないおかげで重量も少ない。

    Lofree Flowも持ち運びやすいサイズですが、Air60 V2より重たいので携帯性は劣ります。

    価格はLofree Flowの方が安い

    Lofree FlowNuPhy Air60 V2
    価格24,630円27,280円
    購入サイト公式サイト、Amazon公式サイト、ヨドバシカメラ

    どちらも2万円台ですが、Air60 V2の方が若干高いです。Lofree FlowはAmazonでセールされるという前例もあったので、安く手に入りやすいのがメリット。

    安くなっていればLofree Flowの方が断然おすすめです。しかし前述した通り、機能性はAir60 V2の方が優秀。作業効率を優先するなら、Air60 V2を選んだ方がいいでしょう。

    どっちがおすすめ?

    総合的に見たらAir60 V2がおすすめ

    対応キースイッチの種類が豊富だったり、VIA対応でカスタマイズ性が高かったり、Air60 V2の方が総合的に見て優秀です。

    今回紹介したAir60 V2はテンキーもファンクションキーもありませんが、ファンクションキーが付いているAir75 V2、テンキーが付いているAir96 V2といったモデルもあります。

    自身の作業環境に合わせてモデルを選べるのが魅力なので、どんな人でも使いやすいキーボードだと思います。

    Lofree Flowは心地良いタイピングが魅力

    Lofree Flowは機能性が劣っていますが、既存のロープロファイルキーボードにはない打鍵感が魅力です。なにせ、ガスケットマウントや独自キースイッチという要素はLofreeのキーボードにしかありません(今のところ)。

    「ロープロファイルはカチャカチャ感が嫌なんだよなあ」と思っている方にこそ試してほしい。革命的な打鍵感のキーボードです。

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