iPad miniで作業するときに欠かせないのが、キーボードの存在です。私の場合はKeychron B1 Proという薄型のワイヤレスキーボードを使っていますが、まあまあサイズが大きいので小さいカバンには入りづらい。
そんなときに役立つのが折りたたみキーボード。今回はokamimoというメーカーの折りたたみキーボードを購入したので、使ってみた感想を紹介していきます。
- Windows、Macなど複数OSに対応
- 日本語配列
- 最大3台のデバイスと接続切り替えが可能
- 大型タッチパッド付き
- 14種類のファンクションキー搭載
omikamo 折りたたみキーボードを購入した理由
持ち運びやすくて、タッチパッドを搭載しているのが購入の決め手です。まあ折りたたみなので持ち運びやすいのは当然ですね。
タッチパッド付きのモデルは意外と少なく、評判が良いのはomikamoくらいなので選びました。
iPad miniで作業するとき、ガッツリ作業するならKeychronn B1 Proの方が使いやすい。しかしカフェで少しだけ作業するなら、こういった折りたたみキーボードが最適だと思います。
omikamo 折りたたみキーボードの感想
打鍵感の不満が少ない
この手の折りたたみキーボードに打鍵感の良さを期待していなかったのですが、意外と使いやすいです。
キーピッチがちゃんと広いので、文字が打ちづらいこともありません。日本語配列だけどエンターキーが小さめなので、あまり窮屈感はないです。
打鍵音に関しては、パンタグラフ構造なので音は目立ちづらい。とはいえ強く叩くとうるさいですが、ソフトタッチができるなら問題なし。
折りたたみの割に使いやすい打鍵感なので、個人的には満足。
タッチパッドは使いやすいような使いづらいような
タッチパッド自体の面積が広く、指感触も滑らかなので、なかなか使いやすいと思います。
それに右クリックと左クリックのボタンもあるので、PC用でも活躍できるはず。
ただ、iPadで使っていると突然ポインターが消えます。iPadのせいなのかキーボードのせいなのか分かりませんが、それが少しだけ不満。
まあ、頻繁に起きるわけではないので許容範囲です。
また、iPadで使えるジェスチャー操作にも対応していますが、一部やりづらい部分もあります。
例えばピンチイン・ピンチアウトは全く反応せず。ページを戻る・進むのジェスチャーはそもそも対応しておらず。タスクマネージャーはなぜか3本指を下にスワイプしないと開きません。
正直のところ使い勝手は微妙ですが、ただマウスを使いたいだけなら支障はないでしょう。
バッテリー残量がわかりづらい
Fn+左Shiftを押せば、左上のランプが赤色に点滅。点滅する回数によってバッテリー表示が分かるらしい。
- 1回なら25%
- 2回なら50%
- 3回なら75%
- 4回なら100%
まあアバウトなので、ちょっと分かりづらい。とはいえ90時間使えるバッテリー持ちなので、頻繁に使わない身としては十分かと。
毎日使う場合は、流石に心許ないバッテリー持ちかもしれない。モバイルバッテリーは必須になるでしょう。
MOBO Keyboard 2と比較してみた
打鍵感の差は少ない
MOBO Keyboard 2は折りたたみキーボードの中で最強の打鍵感と勝手に思っていて、その評価は変わっていません。しかしomikamoも負けず劣らずといった打鍵感で、実用性は高いです。
どちらもタイピングしやすいと感じました。
ちなみに持ち運びやすさも同じくらい。
メインで使うならomikamoがいい
打鍵感が同レベルなら、やはりタッチパッドを使えるomikamoの方が好きです。
iPadはタッチで操作した方が早い場面ばかりですが、文章作成をするならマウスもあると快適。タッチとマウス、どちらの選択肢も取れるのがタッチパッド付きキーボードの良いところですね。
なによりマウスを持ち運ぶ必要がなくなるのは大きなメリットでしょう。
まとめ
omikamo 折りたたみキーボードのメリット
- 持ち運びやすい
- タッチパッドが地味に便利
- タイピングしやすい
タッチパッドがあるおかげでマウスは必要なくなり、荷物が減りました。iPad miniと組み合わせればミニマムな装備になるので、かなり相性は良いかと。
打鍵感も思ったより良かったので満足です。
omikamo 折りたたみキーボードのデメリット
- iPadのジェスチャー操作がやりづらい
- バッテリー残量が分かりづらい
できないジェスチャー操作があったり、操作がおぼつかない部分もあったりと、タッチパッド関連に不満が残ります。
Magic Trackpad並みの操作性を求めている人にはおすすめできません。
それでもポインター操作やスクロール、クリックなど基本的な操作なら問題なし。
どんな人におすすめ?
iPad miniと一緒に持ち運びやすいキーボードを探しているなら、omikamoの折りたたみキーボードがおすすめです。機能性は平均的ですが、カフェで気軽に作業するだけならこれで十分。
以前に紹介した無印の「自由に組み合わせられる収納ケース」と組み合わせれば、ミニマムな装備で済みます。
なるべく荷物を減らしたいときは、この組み合わせが優勝ですね。