機能性が高くて、薄型&軽量な保護ケースって最高じゃないですか?ということで、本記事ではPITAKA MagEZ Folio 2のレビューを紹介。
これまでelagoの保護ケースを使っていましたが、縦置きで使えないのがネックでした。Majextandというマグネットケースを組み合わせれば対策できますが、いちいち展開するのも面倒。
しかしPITAKA MagEZ Folio 2は折り紙のように折って、簡単に縦置きスタンドとして使えるのが魅力です。しかもApple Pencilの保護もできる。
そんなPITAKA MagEZ 2を使った感想を紹介していくので、iPad mini用のケースを探している人は参考にしてみてください。
どんな人におすすめ?
- 本体を保護しながら縦置きスタンドとして使いたい
- iPad miniに合うミニマルなケースが欲しい
- マグネットで装着できるケースが欲しい
純正ケースに劣らない質感と薄さ、軽さが魅力の保護ケースです。マグネットで装着できるので、着け外しも簡単。そして最大の特徴は4段階のスタンド機能があること。
横置きで動画を見たり手書きしたり、縦置きにすればテキスト入力や読書も捗る。iPad miniの使い勝手が爆上がりするので、かなりおすすめできます。
価格は7千円前後ですが、これだけ機能性があるなら不満は少ないはず。
購入の決め手は?
ケースの重さが142gだから軽い
これまで使っていたelago iPad miniケースは、重さが190gくらいあります。たかだか50gほどの差しかありませんが、これが意外と大きい。
実際に持っていても、明らかにPITAKAの方が軽いように感じます。持ち運んで使うなら、なるべく軽い方が良いということで本製品を購入しました。
4種類のスタンド機能がある
ただ軽いだけで選ぶなら、PITAKAである必要はない。本命は、4種類のスタンド機能を使えることです。よくある保護ケースなら横置きのスタンドとして使えますが、縦置きまでは対応していません。
しかしPITAKAは62度の角度で縦置きが可能。キーボードで作業したいときにちょうどいい角度です。
他にも動画鑑賞しやすい角度、手書きしやすい角度を使えるのが便利。
おかげで出先での作業に不可欠なスタンドとなりました。
PITAKA iPad mini A17 Proケースの良いところ
マグネットで取り外しできるのが便利
磁気でくっつくタイプなので、簡単に取り外し可能。マグネットケースの良いところはケース自体が薄いことです。iPad miniのデザイン性を損なうことなく保護できるのがメリット。
ただし側面は丸出しのため、完全な保護を求める人には合わないと思います。
ケースの質感が良い
6千円くらいの保護ケースにしては、純正品に負けないくらい品質が高いです。レザーの質感が良く、触り心地も快適。
ケースの色はブルーを選んでみたところ、iPad mini A17 Proのブルーと相性が良くて気に入っています。
少し気になるところがあるとすれば、マグネットが入っているせいで少しゴミが付きやすいです。ふとケースを見るとゴミが付いていることがたまにあるので、気になる人は気になるかも。
いつでもスタンドを展開できる
1つの保護ケースで4種類のスタンドを展開できるのは画期的すぎる。といっても4つあるうちの2つは似たような角度なので、実質3つしか使っていませんが。
それでも縦置きスタンドとしても使えるのが最高です。細かく調整できないのはデメリットかもしれませんが、使っていて不満を感じない角度なので問題ありません。
それにMajextandのようなスタンドと違って膝の上でも展開して使えるため、使い勝手は優秀でしょう。
PITAKA iPad mini A17 Proの微妙なところ
ペンシル保護が地味に邪魔くさい
ペンシルの保護もできるのは大変ありがたい。しかし個人的には邪魔だと感じてしまう。というのも、ロック解除に手間がかかるんですよね。
本来なら「ケースを開ける→指紋認証する」という2段階でロック解除できますが、これにペンシル保護を外すという工程が増えてしまいます。たったそれだけですが、使っていると地味にストレスです。
せめてペンシル保護の部分もマグネットで外せたら良かったと思いました。
とはいえケース自体はマグネットで取り外しできるので、シチュエーションで使い分けるという選択肢もあるでしょう。
私の場合、外出先で使う時は専らPITAKAのケースを使いますが、自宅で使う時はelagoのケースを使用。前面のケース部分を外せるので、背面だけ着けています。
それだけでもちょっとした保護にはなるので、自宅で使う分にはちょうどいいかと。
高さを出せるわけではない
例えばMOFTというメーカーなら、保護ケースでありながら高さを出せるスタンドとしても機能します。しかしPITAKAはそういった機能はないので、高さが欲しい人にとっては物足りないかも。
まあ外出先で使う場合は数時間しか作業しないので、そこまで気にしませんが。
自宅で作業したい場合は、やっぱり高さは欲しいと思います。そんなときでもelagoのケースが役立ってしまうんですよね。
自己流のカスタマイズですが、背面の保護部分にマグネットシールを貼っています。
これでいつでもMajextandを使える状態のため、高さ問題は解決。
持ち運んで使うならPITAKA、自宅で快適に作業するならelago+Majextandという使い分けが最適解です。
まとめ
PITAKA iPad mini A17 Proケースのメリット
- マグネットで取り外しできるのが便利
- ケースの質感が良い
- いつでもスタンドを展開できる
保護ケース+スタンドの機能を合体させているのは画期的だと思いました。別途スタンドを用意する必要がなくなりますね。
それに縦置きできるスタンドは少ないと思うので、縦置きして使いたい人には刺さるでしょう。
PITAKA iPad mini A17 Proケースのデメリット
- ペンシル保護が地味に邪魔くさい
- 高さを出せるわけではない
ペンシルの保護ができるのはありがたいけど、ちょっとしたところで邪魔に感じてしまう。保護できる部分もマグネットで取り外しできたら完璧な気がしました。
また、スタンドに高さを求めたい人にとっては、本製品では少し物足りないかもしれません。とはいえ軽量で持ち運びやすいだけでなく、スタンドを展開できるのは便利としか言えない。iPad miniの携帯性を損ないたくない方にはおすすめです。