Androidゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」が発売!ゲーマーじゃなくても買いなのか考えてみる

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2024年11月13日に、国内初となるゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」が発売決定。ハイエンドゲーミングスマートフォンを提供しているREDMAGIC社が手掛けるAndroidタブレットなので、ゲーマーにとって注目の製品でしょう。

とはいえゲーミング以外でも使えるのか気になるところ。ということなので基本的なスペックを確認しつつ、ゲーム以外で使いやすい要素があるのかチェックしてみようと思います。

目次

REDMAGIC Novaの詳細・スペック

ディスプレイ10.9インチ
解像度2880×1800
リフレッシュレート最大144Hz
輝度最大550nits
タッチサンプリングレート最大840Hz
アスペクト比16:10
重量530g
厚さ7.3mm
カラーミッドナイト
メモリ12/16GB
ストレージ256/512GB
プロセッサQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 LEADING VERSION
冷却システム17173.4mm高速遠心式ファン
回転数:最大22,000RPM
9層の冷却レイヤー
29400 mm²大面積アンダースクリーン航空アルミニウム合金
9268 mm² 大面積メインボード熱伝導銅箔
89114 mm² 大面積航空アルミニウムシェル
熱伝導率: 6000 W/m·K
103mm x 9.3mm 3D循環型ヒートパイプ
ネットワークWIFI 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth: BT 5.4
カメラフロントカメラ:2,000万画素
リアカメラ:5,000万画素
オーディオ左右対称4スピーカー
DTS:X Ultraによる3Dサウンド
3つの内臓マイク
センサー電子コンパス, ジャイロスコープ, 近接センサー, 加速度センサーセンサー, ホールセンサー
OSREDMAGIC OS 9.5(Android 14.0ベース)
バッテリー10100mAh
急速充電80W
ポートType-C USB 3.1 Gen2

独自の冷却システムを採用

公式HPから引用:https://jp.redmagic.gg/pages/redmagic-nova-gaming-tablet-specs

世界初の20,000RPMの17x17mm大サイズターボファンを内蔵。

3D内循環エアダクトで放熱性能を高めたり、9層の冷却レイヤーでコア温度を25℃下げたりと、他のタブレットにはない冷却性能を誇ります。

原神やゼンレスゾーンゼロなど重たいゲームも、高画質かつ安定したフレームレートを期待できるでしょう。

YAMA

ここまで冷却性能が高いタブレットは他にないと思うので、これぞゲーミングデバイスって感じがします。

性能はハイエンドクラス

Snapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンチップを搭載。CPUは3.4GHz、GPUは1GHzの周波数です。メモリにLPDDR5X、ストレージにUFS4.0を採用し、トップクラスの転送速度を持ちます。

Antutuスコアは約214万ほどなので、明らかに高性能です。性能だけで見ればGalaxy Tab S10 Ultra(約192万)を超えている模様。これで10万円以下だから驚きです。

さらに10.9インチのサイズにしては珍しく、バッテリーを10,100mAhも搭載。80Wの急速充電も対応で、長時間のゲームを快適にしてくれると思います。

ゲーミング感のあるデザイン

公式HPから引用:https://jp.redmagic.gg/pages/redmagic-nova-gaming-tablet-specs

背面はプロセッサーや冷却機構が見えるようなスケルトンデザインになっており、オリジナリティを感じられます。金属素材によって放熱性を高めるだけでなく、ゲーミング感のあるカスタムRGBライトも搭載。

カメラの出っ張り感が気になりますが、平置きしないなら気にならないでしょう。

ゲーマーじゃなくても魅力を感じるポイント

対応機種が希少すぎる「Snapdragon Sound」をサポート

Snapdragon Soundとは?

aptX AdaptiveやaptX Loslessなどクアルコム社のBluetoothコーデックを含めた、プラットフォーム技術の一つ。ハイレゾやロスレスによる高音質、低遅延オーディオなど、ユーザーの用途に合わせて最適なオーディオ体験を提供。

aptX Adaptiveは無線接続でも遅延を抑えやすいBluetoothコーデックで、50msec~80msecの低遅延を実現。ワイヤレスでも遅延を減らしたい方にとって、最適なBluetoothコーデックと言えます。

そもそもスマホでも対応している製品が少なく、私が知る限りでは国内タブレットで対応している製品はいなかったと思います。しかしようやく対応機種が現れたので、ワイヤレスイヤホン好きにとっては朗報でしょう。

対応機種はクアルコム公式サイトで確認できます。

ちなみに1万円以下でSnapdragon Soundに対応したワイヤレスイヤホンもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

専用キーボードやペンシルの存在があるらしい

公式サイトのスペック表を見ると、下記の記載がありました。

REDMAGICキーボード、マウス、ペン、ゲームパッドに対応しており、これらのデバイスとの接続を常に保つことができます。

REDMAGIC Nova | REDMAGIC公式サイト

海外版ではすでに販売しているようですが、国内ではこれといって情報がないです。あとから発売するのかも分かりませんが、これらのアクセサリーがあればクリエイティブ用途でも使いやすくなるでしょう。

ライバルはiPad Air 第6世代か

REDMAGIC Novaの価格は92,800円。ライバルがいるとしたら、最小価格が98,800円のiPad Air 第6世代か。

iPad Air 第6世代はM2チップを搭載し、性能もREDMAGIC Novaと肉薄しています。しかしiPad Airはステージマネージャーによる画面分割や画面出力、Apple製品との連携力がメリットです。

それにiPadはアスペクト比が3:4のため、情報量も多い。作業をするのだとしたら、REDMAGIC Noveの16:9アスペクト比は窮屈に感じるかもしれません。

16:10と3:4アスペクト比の違いはこんな感じ。

左がGalaxy Tab S9、右がiPad 第10世代
YAMA

ゲーム1本で使っていくならREDMAGIC Novaで良さそうですが、マルチに使うならiPad Air 第6世代が無難だと思います。

ちなみにAndroidタブレットで比較するならXiaomi Pad 6s Proが対抗馬となりそう。こっちは69,800円でありながらAntutuスコアが約150万ある。

ゲーム性能はREDMAGIC Novaの方が上ですが、Xiaomi Pad 6s Proでもだいたいの人は満足できます。

それにXiaomi Pad 6s Proの大きさは12.4インチなので、10.9インチが気に入らない場合はXiaomi Pad 6s Proでもいいかと。

先行販売価格なら最大6,000円OFF

先行販売で5000円OFF、公式サイトでメルマガ登録して貰えるクーポンを使えば1000円OFF。合わせれば6000円OFFという計算です。

92,800円が86,800円になるなら、それなりにお得感はあります。先行販売期間は11月13日までとなっているため、考える時間は1週間ほど。

すでにレビュー記事や動画はちらほら出ているので、悩むならチェックしておくのがおすすめです。

【まとめ】他のレビューを見てから検討するのが良さそう

国内初のゲーミングタブレットと言えど、これまでゲーミングスマホを開発してきたREDMAGICなら品質は信頼できるはず。ゲーム用のAndroidタブレットを探している人にとっても、有力な選択肢になります。

しかしタブレット初心者に向いているとは言いづらい製品です。細かいことを気にせず快適に使いたいなら、それこそiPad Air 第6世代でいいと思います。

とはいえREDMAGIC Novaが高性能なタブレットであることは間違いないので、使い方によっては活躍するかもしれません。

YAMA

なんにせよユニークなタブレットなので、ちょっと使ってみたい気持ちはあります。

また、メールアドレスを登録すれば1000円OFFクーポンを貰えるので、狙っている人は登録してみてください。

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