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iPad mini A17 Proをおすすめしづらい4つの理由。Apple Intelligenceが出てから購入検討しよう

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3年ぶりに新型のiPad miniが出たわけですが、「あんまり進化してなくね?」と思った方も多いはず。私は毎日のように新型iPad miniを使っているものの、正直のところ大きな変化は実感できていません。

とはいえ買って後悔しているわけでもないという、微妙なラインにいます。

新型のiPad miniなのに、なぜおすすめしづらいのか?その理由を紹介していこうと思うので、買おうか悩んでいる方はチェックしてみてください。

目次

iPad mini A17 Proをおすすめしづらい理由4選

進化したところが地味すぎる

本体サイズ、ディスプレイ、スピーカー、バッテリー、指紋認証、ほとんど同じ仕様のままです。

大きく変わったのはCPU性能とUSB転送速度、ストレージ構成。そしてApple IntelligenceやApple Pencil Proに対応したくらいです。そして地味にメモリは4GBから8GBに上がっています。

YAMA

カラーバリエーションも変わりましたが、新色はブルーだけ。

これくらいの変化なら、第6世代ユーザーは買い替えなくていいような気がします。新要素であるApple Intelligenceが目玉機能になると思いますが、今すぐ使える機能ではありません。

AI機能は2025年以降じゃないと使えない

Apple Intelligenceの国内版は2025年以降リリースのため、今すぐ買ってもAi機能は活用できません。言語を英語にすれば使えるようですが、全てが英語になるため使いづらいのなんの。

YAMA

とはいえ少し試してみたところ、文章の要約や写真で不要な部分を削除する機能など、確かに便利でした。

第6世代とA17 Proとの大きな違いがApple Intelligenceなので、それを使えないうちは急いで新型を購入する必要はないでしょう。

第6世代で使えたペンシルが非対応に

新型がApple Pencil Proに対応したと共に、マグネットの仕様が変わった模様。Apple Pencil 第2世代が非対応になっただけでなく、対応していたサードパーティ製の製品もまともに動作しなくなりました。

例えばMetapenという人気のサードパーティー製ペンシルを使ってみましたが、磁力が弱くなった上に、なぜか文字の入力が途切れ途切れに。

既存のサードパーティー製がちゃんと使えるか保証ができない状態へなってしまったので、現状は純正品くらいしか選択肢がないと思います。

充電速度が変わっていない

USB 3.1 Gen 2の規格になって転送速度が速くなったものの、充電速度は20Wのままらしい。

YAMA

実際に使っていても、「流石に充電が遅いなあ…」と感じます。

Xiaomi Pad 6s Proの120W充電を経験してしまうと、速度の差が歴然すぎる。Xiaomi Pad 6s Proは1時間もかからず満充電にできるのに、iPad miniは2時間くらいかかるという…

そもそもiPadは全体的に充電速度が遅いので、miniに限った話ではありませんが。

使ってみて良かったところ

Apple Pencil Proが便利すぎる

純正なので動作が不安定になりづらく(たまに消しゴムへの切り替えがうまくいかないけど)、スラスラと文字を書けます。それにApple Pencil 第2世代と違って機能が大幅に追加されているのもポイント。

スクロールできます

Apple Pencil Pro

Apple Pencil 第2世代

Apple Pencil USB-C
精密さ
低遅延
傾き検知
筆圧検知
マグネット取り付け
ワイヤレス充電
ポイント機能
ダブルタップでツール切り替え
バレルロール
スクイーズ
触覚フィードバック
「探す」アプリ
刻印サービス
対応モデルiPad Air(M2)/iPad Pro(M4)/iPad mini(A17 Pro)iPad mini(第6世代)/11インチiPad Pro(第1~第4世代)/12.9インチiPad Pro(第3~第6世代)/iPad Air(第4~5世代)iPad Air(M2)/iPad Pro(M4)/iPad mini(A17 Pro/第6世代)/11インチiPad Pro(第1~第4世代)/12.9インチiPad Pro(第3~第6世代)/iPad Air(第4~5世代)iPad(第10世代)
価格21,800円(税込)21,800円(税込)13,800円(税込)
購入する購入する購入する
各製品の比較

本体操作でツール切り替えが実現できることで、いちいち画面をタップせずに済むのは非常に便利。

第2世代のときは「サードパーティー製でもいいや」という機能性だったのに対し、Apple Pencil Proは進化しすぎて、サードパーティー製では代わりになりづらいと思います。

YAMA

唯一無二すぎる機能性なので、2万円だとしてもApple Pencil Proを買う価値はあると感じました。

とはいっても、そもそもペンの種類を変える必要がなく、消しゴムの切り替えさえできればいいなら必要性は少ないかも。

カスタマイズすればショートカットを実行できるので、これを活用出来たら何かが捗りそう。

ちなみにApple Pencil USB-Cはサードパーティー製と機能性が変わらんので、あまりおすすめできるものではない。

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最小ストレージが128GBだから使いやすい

私はタブレットでストレージを使わないタイプなので、いつも最小ストレージを購入しています。といっても第6世代のときは64GBしかなく、ほとんどシステムデータでストレージが喰われるというのは窮屈でした。

しかしA17 Proからは最小で128GBなので、そこそこ余裕を持って使えるのがメリット。64GBの第6世代よりは、128GBのA17 Proモデルの方が万人向けと言えるでしょう。

転送速度が速くなった

USBの規格が3.1 Gen1から3.1 Gen2へ変更され、転送速度が10Gbpsになりました。これによりSDカードリーダーから写真を取り込む際、体感では第6世代のときより速くなったと思います。

YAMA

iPad miniで現像している人にとってはメリットです。

メモリが8GBになった

Apple Intelligenceの動作要件がメモリ8GB以上という事情もあって、前作から4GBもメモリが増えました。

体感でハッキリと違いを感じるわけではありませんが、8GBもあればクリエイティブ作業はやりやすくなると思います。Lightroomでの写真読み込みや書き出しも早くなったような。

ゲームをやる人なら、CPU性能も上がっているので第6世代よりは快適に感じると思います。

逆にネットサーフィンや電子書籍などコンテンツ消費でしか使わないなら、8GBの恩恵を感じづらいでしょう。

まとめ

iPad mini A17 Proをおすすめできない人

  • コンテンツ消費でしか使わない
  • 予算を優先させたい
  • Apple Intelignceに興味がない

一般的な用途でしか使わないなら、中古か整備品の第6世代で充分です。在庫が残っているオンラインショップなら、相場が下がっているので新品でも安く買えますね。

YAMA

第6世代は3年前のモデルですが、性能的に見てもほとんどの8インチAndroidタブレットより強いです。

数少ない手書き対応8インチタブレットということもあり、今でも需要は高いと言えます。mini入門機としてもおすすめですし、OSサポートもまだまだ続くはず。2024年時点で購入しても、少なくともあと2年は戦える性能でしょう。

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iPad mini A17 Proをおすすめできる人

  • クリエイティブ用途で使いたい
  • ストレージに余裕を持たせたい
  • Apple Pencil Proを使いたい

今作はよりクリエイティブ向けの性能になったので、クリエイター向けと言えます。しかしリフレッシュレートが60Hzのままだったり、充電速度が遅かったりと、微妙な部分があるのも確か。

それでもミニマムなiPadが好きで、Apple Intelligenceに興味があるならiPad mini A17 Proを選んでも良いと思います。CPUとメモリ性能が上がっただけでも、前モデルよりクリエイティブ用途で使いやすいです。

それにApple Pencil ProやApple Intelignceに対応している機種の中で、現状では最安なところもメリット。AI機能に興味がある人にとって、本製品は刺さるはず。

YAMA

ただし先述した通りApple Inteligenceの実装は2025年からなので、時期が来るまでA17 Proモデルを買う必要性は低いです。

【余談】そもそもA17 Proモデルを購入した理由

それでも私がA17 Proを購入したのは、単純に新型のminiが欲しかったから。第6世代はすでに売却してたので、また同じ機種を買ってもワクワクする要素がないんですよね。

新型の発表時は買わない気でいたんですが、miniでクリエイティブ作業をしたい身としては、メモリ増加やAI機能など細かい要素に魅力を感じてしまったのも要因です。それにApple Pencil Proも使ってみたら快適すぎたので、買ってから良さに気づいた部分もありますね。

ちなみに今回はWi-Fiモデルを購入しました。以前は通勤して仕事していたためCellularモデルを使っていましたが、今は在宅の仕事なのでCellularは不要です。

iPhoneがあれば簡単にテザリングできるので、よっぽど理由がない限りWi-Fiモデルで十分だと思います。

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